首都圏の美術館:戸栗美術館

カテゴリー: 美術館・展覧会情報 |投稿日:2014年5月24日

 東洋陶磁器専門の私設美術館。所蔵する日本、中国、朝鮮の陶磁器の優品がテーマごとに展示されている。陶磁器を扱う美術館には東博、出光美術館、根津美術館など他にもあるが、陶磁器のみを収集し、常に展観している点で貴重。東急Bunkamuraにも近い。渋谷に行ったら一度は足を伸ばしてほしい。

首都圏の美術館:三溪園

カテゴリー: 美術館・展覧会情報 |投稿日:2014年5月24日

 横浜で活躍した生糸貿易商である原富太郎(号・三溪1868年-1939年)が築いた横浜本牧にある日本庭園。自宅のある内苑とそれ以外の外苑からなる。三溪は多くの貴重な古建築を移築し、明治39年(1906)年、外苑部分を一般に公開。明治末から大正初期、ここで三溪が支援していた今村紫紅、安田靫彦ら若手の芸術家たちを集め、古美術の名品を鑑賞させたことも特筆される。戦後遺族から横浜市に譲られ整備された。

首都圏の美術館:神奈川県立歴史博物館

カテゴリー: 美術館・展覧会情報 |投稿日:2014年5月24日

 神奈川の歴史と文化を紹介する「総合展示」、所蔵作品展、特別展を開催する。建物は明治37年に建てられた横浜正金銀行で、国の重要文化財に指定されている。毎年開催される芸術学コーススクーリング「現地研修」(横浜、鎌倉)では、三日間の初日、三渓園に続いて訪れている。時折、所蔵作品である古文書や書画が展示、近代以降の横浜の展示にはジオラマも駆使され、立体的に神奈川全域について学ぶことができる。

 明治から昭和まで長く活躍した日本画家鏑木清方終焉の地、鎌倉市雪ノ下に建てられた本館では、遺族から譲られた貴重な作品、資料を年数回展示する。こぢんまりとしたスペースを最大限活用した展示がなされている。訪れた際には、同館がここ数年刊行している清方関連の資料集もあわせて読んでほしい。清方研究の拠点としても貴重な場となっている。毎年開催される芸術学コーススクーリング「現地研修」(横浜、鎌倉)では、二日目か三日目に例年訪れている。

首都圏の美術館:東京国立近代美術館

カテゴリー: 美術館・展覧会情報 |投稿日:2014年5月24日

 東京国立近代美術館は、明治末期の文部省美術展覧会(文展)出品作など、明治以降、現代までの重要な絵画を国内最大規模で所蔵する。特別展とは別に、年4、5回展示替のある常設展スペースでは、国内外の作品を常時200点を時代ごとに展示(HPで作品を確認できる)。