Web で作品を見る【国内】

 

 美術館巡りのためには必見。各美術館のホームページのリンク集だけではなく、展覧会のスケジュールやみどころ、レビューなども。

 美術館だけではなく、博物館も含めたリンク集です。
 

日本の主な美術館・博物館

 アート・ライブラリのページには、美術図書館横断検索システムALC があり、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、横浜美術館、国立西洋美術館の美術図書室資料を検索できます。美的工具書のコーナーでは、美術文献の探し方が懇切丁寧に解説されています。是非御一読を。工芸館のページには用語集があります。写真、映像に興味がある方は、フィルムセンターの活動に注目を。

 独立行政法人国立美術館の所蔵作品総合目録検索システム試行版が利用できます。

 コレクションの一部が画像付きで公開されています。コレクションリストか美術館マップから入りましょう。また、研究資料センターがあり、OPAC はネット上で見ることが出来ます。実際の資料の閲覧に関してはいろいろと制限があるようですが、国立西洋美術館のみ所蔵の資料に関しては、その資料を明示すれば閲覧できるようです。

 本HPは、独立行政法人国立美術館の4つの美術館(東京国立近代美術館/京都国立近代美術館/国立西洋美術館/国立国際美術館)が、概ね 平成24年度末(2013年3月末)までに収蔵した所蔵作品の総合目録を検索できます。

文化庁が運営する、文化遺産情報のポータルサイト。国立博物館のほか、各地のミュージアムや自治体から提供された作品の画像を閲覧できます。

 東京国立博物館が編集・運営。東京・京都・奈良の国立博物館が所蔵する国宝・重要文化財の一部を精細な画像で閲覧できます。

館蔵品ギャラリーは必見です。良質の作品図版を解説と共にたどることが出来ます。東博の作品を様々な条件で検索でき(館蔵品検索)、またカラー・フィルム、ガラス乾版、図書、古文献が検索できます(図書・写真検索)。

 100 点を超える名品紹介で京博館蔵品の輪郭を理解しましょう。部分拡大図など、作品をよりよく理解するための仕掛けが施されています。このサイトでは、なんといっても収蔵品データベースが素晴らしいでしょう。データベースという性格上、拡大画像や作品解説には限界があるとはいえ、5,000 点以上の作品図版を目にすることができます。リンク集も充実しています。

 名品紹介のコーナーでは、162 点の作品図版を丁寧な解説と共に見ることが出来ます。所蔵写真検索システムがあり、仏教美術研究センターとリンクしています。また、『鹿園雜集』奈良国立博物館研究紀要が全文、画像付きで公開されています。周辺の見所として主要寺社が紹介されているのは奈良博ならではでしょう。

 作品を見るよりむしろ調べモノに重宝するでしょう。出版&デジタル・アーカイヴのコーナーにご注目を。様々な研究資料がデータベース化され(美術関係和漢書、伝統芸能関係図書、保存修復関係図書、売立目録、近現代美術展覧会カタログ、古美術展覧会カタログ)、オンラインで検索できます。彩色資料データベース、学術雑誌『美術研究』レジュメ、また美術部では日本美術年表なども公開されています。

 発掘調査の結果がヘッドラインに刻々と表示され、日々進展する考古学研究を実感できます。遺跡・遺物ともに、残された「モノ」を解釈すべきか、言葉を尽くして図版の説明がなされています。このサイトを丁寧に見ることはそのまま日本の古代史を学ぶことです。木簡から参考文献にいたるまでのデータベースも充実しています。

 コレクション図版へのアクセスはデータベースの形になっており、代表的なモノをざっとみることはできません(衣服標本索引など)。かわりに皆さんの参考になるのは特に文化資源学研究プロジェクトのセクションでしょう。文化人類学・民俗学は、研究の方法論に対して非常に自覚的な学問で、それがよく表れています。みんぱくの図書室は、60 万タイトルを越える文化人類学・民俗学資料を集めており、オンラインでOPAC が検索出来ます。

 テキスト『日本美術史』にも登場する洛中洛外図(町田家本: 歴博甲本)の詳細な画像も閲覧できます。

「演劇情報総合データベース」が圧巻。同館所蔵の数多くの浮世絵を画像で閲覧できます。