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 目次

■ ごあいさつ
■ 参考資料のご紹介
・今日庵文庫
・茶経〜今日庵文庫の蔵書から〜
・京都祇園祭の山鉾行事

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 ごあいさつ

オープン・エアーの大学へようこそ!
AAAは青空教室で学ぶ芸術を支援します。 芸術は本来どこにでもあります。 それを学ぶのは、このAAA、つまりAria Aperta(オープン・エアー)のAccademia(学校)こそふさわしいです。 青空の下、大地の四方にさまざまな草の根がはり、そこから多彩な花々が咲き、花粉を飛散させ、 また各地で新たに増殖するように、芸術の種も世界の隅々に潜んでいてそこからやがて独特の精華を育みます。 AAAは大学からのささやかな情報提供を目的としています。 各地の花々の芳香を伝える微風ariettaになれば幸いです。 運営は京都造形芸術大学の通信教育課程の複数の研究室が協力して行っています。 お問い合わせは、info@arietta.kirara.stまで。

 

 参考資料のご紹介

□ 「今日庵文庫」− 横田八重美氏 寄稿

茶道関係の調べものをするのに役立つ、図書館をご紹介します。

今日庵文庫(こんにちあんぶんこ)
昭和44年、裏千家(うらせんけ)歴代家元の収集になる茶道関係文献の研究・保存機関として設置されました。 蔵書の中核は近世を中心とした版本(はんぽん)・写本(しゃほん)の茶書(ちゃしょ)類で、 そのほか明版(みんばん)『茶経(ちゃきょう)』など中国の茶書も架蔵。 さらに茶道にかかわる歴史・文学・宗教・建築・庭園・料理・美術工芸関係図書のほか、 茶道関係の逐次刊行物を含め、現在約5万5千冊が収蔵されています。 また茶道研究機関として研究紀要『茶道文化研究』を刊行。 開架閲覧室には茶道図書、参考図書、雑誌のほか、DVD・ビデオ資料などを備え、 自由に利用できるようになっています。
なお図書は館内でのみ閲覧出来ます。貸出不可。貴重図書閲覧不可。

開館時間 平日 午前10時~午後4時
土曜日 午前10時~午後3時
休館日 日曜、祝日、第2・4土曜日、年末年始
※都合により臨時休館することがあります。
入館料 無料
住所 京都市上京区堀川通寺之内上ル 裏千家センター2階
電話 075-431-3111(代)

□ 「茶経」〜今日庵文庫の蔵書から〜 − 横田八重美氏 寄稿

中国、唐代の陸羽 (りくう)の著した世界最初の茶の関する専門書で、三巻十項目から成ります。 内容は茶の起源に始まり、製茶の方法、茶器、茶の煮立て方、飲ませ方などが記され、 さらに飲茶の精神性にまで言及しています。原本はすでになく、 宋代の『百川学海(ひゃくせんがっかい)』に収められたものが最も古く、大半は明代以降の版です。 本書は明の万暦40年(1612)に喩政(ゆせい)が『茶経』以降の18の茶書をひとつの叢書にまとめた 『茶書全集』に収められたものです。 木村蒹葭堂(きむらけんかどう)旧蔵。木村蒹葭堂(1736~1802)は代々大坂北堀江で酒造業を営む豪商で、 広い交遊と豊富な資金を活用して、貴重な標本・書画典籍を多く蒐集し、蔵する善本を出版させ、 自らも蒹葭堂版を刊行しました。読まれるには『茶経』の原文に訳文・注解などを加えた刊本があります。

□ 「京都祇園祭の山鉾行事」- 長田あかね氏 寄稿

監修:植木行宣/山路興造
制作:京都市/財団法人祗園祭山鉾連合会
種別:DVD(視聴覚資料)

平成21年9月30日にユネスコ無形文化遺産に登録された「京都祗園祭の山鉾行事」の記録映像です。 7月の京都で1ヶ月にわたって行われる祗園祭のうち「山鉾行事」を中心とした祭の様子が、 ふんだんな映像資料とわかりやすい解説によってまとめられています。山鉾の歴史、形態、装飾や、 7月17日の巡行の様子など、「山鉾行事」の全貌を知りたい方には必見です。 10分版・1時間版・2時間版の3種類があり、それぞれ日本語版・英語版が用意されています。
*京都市内の公共施設では、右京中央図書館(地下鉄太秦天神川駅3番出口 サンサ右京3階)、 醍醐中央図書館(地下鉄醍醐駅3番出口 パセオダイゴロー西館4階)で視聴・貸出ができます。
問い合わせ先:京都市文化財保護課(電話075-761-7799 FAX075-761-7780)

 

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