【京都】11/23(水・祝)芸術学コース主催公開講義のお知らせ

カテゴリー: お知らせ |投稿日: 2016年10月15日

下記の日程で芸術学コース主催の公開講座を開催いたします。 

今回の講座はイタリア文化会館・大阪との共催で、現代美術史家で元ミラノ20世紀美術館館長のマリーナ・プリエーゼ氏を迎えて特別講演会を行います。テーマは、20世紀のイタリア美術のなかでも、もっとも世界的に知られた「空間主義」の創始者、ルーチョ・フォンタナ(Lucio Fontana)をめぐってです。カンヴァスに刃物で切り込みを入れた一連の作品で知られるフォンタナは、絵画や彫刻といった従来の枠組みを超え出て、現代美術の流れにおいて重要な役割を果たしました。

 プリエーゼ氏は、ミラノのハンガー・ビコッカ・ミュージアムで来年開催される、「ルーチョ・フォンタナ -環境-(Lucio Fontana. Ambienti/Environments)」展の企画をなさっています。世界の現代美術を変えた一人ともいわれる芸術家について、貴重なお話を伺えるまたとない機会です。イタリア美術のみならず、近現代美術やキュレーションに関心のある方もお待ちしております。
受講料は無料、事前申込みも不要です。芸術学コース以外の方、一般の方、どなたでも聴講可能です。みなさま奮ってご参加ください。

講義題目:「ルーチョ・フォンタナ -空間と環境-」
日時:2016年11月23日(水・祝)15:00開始~17:00終了予定 (90分講義、30分程度の質疑応答)
*講演会はイタリア語で行われ、日本語通訳が付きます。
会場:京都瓜生山キャンパス (教室は当日掲示で案内)
講師:マリーナ・プリエーゼ(Marina Pugliese)
(経歴)現代美術史家。ミラノの20世紀美術館や文化博物館などの設立企画を監修し館長を務める。ミラノ近代美術館の館長も兼任する。また、ミラノのブレラ国立美術学院やカリフォルニア美術大学で、博物館学やキュレーションを教える。


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