美学・芸術学・美術史の方法論

美学
今道友信編『講座美学』全5巻　東京大学出版会　1984〜1985年
小田部胤久『芸術の逆説—近代美学の成立』東京大学出版会　2001年
佐々木健一『美学への招待』中央公論新社　2004年
J. ラコスト（阿部成樹訳）『芸術哲学入門 （文庫クセジュ）』白水社　2002年
谷川渥『美学の逆説』ちくま学芸文庫　2003年
中井正一『美学入門』朝日選書　1975年
新田博衞編訳『藝術哲学の根本問題』晃洋書房　1978年
吉岡健二郎編『美学を学ぶ人のために』世界思想社　1981年
岩城見一『感性論　エステティックス　開かれた経験の理論のために』 昭和堂　2001年（本学テキスト）
上村博『身体と芸術』　昭和堂　1998年（本学テキスト）
梅原賢一郎『カミの現象学―身体から見た日本文化論』　角川書店　2003年
梅原賢一郎『感覚のレッスン』　角川学芸出版　2009年
芸術学・美術史の方法論（日本語）
太田喬夫編『芸術学を学ぶ人のために』世界思想社　1999年
神林恒道・潮江宏三・島本浣編『芸術学ハンドブック』勁草書房　1989年
岸文和・中村興二編『日本美術を学ぶ人のために』世界思想社　2001年
島本浣・岸文和編『絵画の探偵術』昭和堂　1995年
島本浣・岸文和編『絵画のメディア学』昭和堂　1998年
『20世紀の美術と思想』美術出版社　2002年
若桑みどり『イメージを読む美術史入門』筑摩書房　1996年／ちくま学芸文庫　2005年
小澤基弘・渡邊晃一編『絵画の教科書』日本文教出版　2001年
新田博衞編『西洋美術史への視座』勁草書房　1988年
藤枝晃雄・谷川渥編著『芸術理論の現在』東信堂　1999年
岸文和『絵画行為論　浮世絵のプラグマティクス』　醍醐書房　2008年
芸術学・美術史の方法論（原典翻訳）
A. ヴァールブルク『ヴァールブルク著作集』1〜7　別巻1　ありな書房　2003〜2012年
H. ヴェルフリン『古典美術イタリア・ルネサンス序説』守屋謙二訳　美術出版社　1962年
H. ヴェルフリン『ルネサンスとバロック　イタリアにおけるバロック様式の成立と本質に関する研究』上松祐二訳　中央公論美術出版　1993年
H. ヴェルフリン『美術史の基礎概念　近世美術における様式発展の問題』守屋謙二訳　岩波書店　1936年／梅津忠雄訳　慶應義塾大学出版会　2000年
H. ベルティング『美術史の終焉？』元木幸一訳　勁草書房　1991年
ヴォリンゲル『抽象と感情移入』草薙正夫訳　岩波書店　1953年（岩波文庫）
S. アルパース『描写の芸術』幸福輝訳　ありな書房　1993年
E. ゴンブリッチ『芸術と幻影　絵画的表現の心理学的研究』瀬戸慶久訳　岩崎美術　1979年
E. ゴンブリッチ『棒馬考　イメージの読解』二見史郎他訳　勁草書房　1994年
E. ゴンブリッチ『規範と形式　ルネサンス美術研究』岡田温司・水野千依訳　中央公論美術出版　1999年
A. シュマルゾー『芸術学の基礎概念』井面信行訳　中央公論美術出版　2003年
E. パノフスキー『視覚芸術の意味』中森義宗訳　岩崎美術社　1971年
E. パノフスキー『芸術学の根本問題』細井雄介訳　中央公論美術出版　1994年
E. パノフスキー『イコノロジー研究: ルネサンス芸術における人文主義の諸テーマ』浅野徹他訳　美術出版社　1987年
ヒルデブラント『造形芸術における形の問題』加藤哲弘訳　中央公論美術出版　1993年
B. ベレンソン『美学と歴史』島本融訳　みすず書房　1975年
ロベルト・ロンギ『イタリア絵画史』柱本元彦他訳　筑摩書房　1997年
ロベルト・ロンギ『芸術論叢』I､II　岡田温司監訳　中央公論美術出版　1998、1999年
ゼーデルマイヤ『中心の喪失』石川公一・安部公正訳　美術出版社　1965年
ゼーデルマイヤ『芸術と真実』島本融訳　みすず書房　1983年
グザヴィエ・バラル・イ・アルテ『美術史入門』吉岡健二郎・上村博訳　白水社　1999年
クルターマン『美術史学の歴史』勝國興・高阪一治訳　中央公論美術出版　1996年
ロスキル『美術史とはなにか』中森義宗訳日貿出版社　1987年
ポイントン『はじめての美術史』木下哲夫訳　スカイドア　1995年
V.H. マイナー『美術史の歴史』北原恵ほか訳　ブリュッケ　2003年
R.S. ネルソン、R. シフ編『美術史を語る言葉』秋庭史典他訳　ブリュッケ　2002年
J. フォン・シュロッサー『美術史ウィーン学派』細井雄介訳 中央公論美術出版　2000年
E. パノフスキー『〈象徴（シンボル）形式〉としての遠近法』木田元他訳哲学書房1993年
E. パノフスキー『初期ネーデルランド絵画史』勝國興・蜷川順子訳中央公論美術出版2001年
H. ベルティング『イメージ人類学』仲間裕子訳　平凡社　2014年
ジェンダー
池田忍『日本絵画の女性像　ジェンダー研究の視点から』筑摩書房　1998年
神林恒道・仲間裕子編『美術史をつくった女性たち』勁草書房　2003年
北原恵『攪乱分子@ 境界　アート・アクティビズム?』インパクト出版会　1999年
熊倉敬聡・千野香織編『女? 日本? 美?』慶応義塾大学出版会　1999年
鈴木杜幾子・千野香織・馬渕明子『美術とジェンダー　非対称の視線』ブリュッケ1997年
千野香織「日本美術のジェンダー」『美術史』136 号　1994年
若桑みどり『象徴としての女性像　ジェンダー史から見た家父長制社会における女性表象』筑摩書房　2000年　
グリセルダ・ポロック『視線と差異フェミニズムで読む美術史』萩原弘子訳　新水社　1998年
E.A. ボールズ『美学とジェンダー』長野順子訳　ありな書房　2004年
リンダ・ノックリン『絵画の政治学』坂上桂子訳　彩樹社　1996年
ロジカ・パーカー・グリゼルダ・ポロック『女・アート・イデオロギーフェミニストが読みなおす芸術表現の歴史』荻原弘子訳　新水社　1992年
ニューアートヒストリー、カルチュラル・スタディーズ
稲賀繁美『絵画の東方　オリエンタリズムからジャポニズムへ』名古屋大学出版会　1999年
稲賀繁美『絵画の黄昏　エドゥアール・マネ没後の闘争』名古屋大学出版会　1997年
稲賀繁美『絵画の臨界－近代東アジア美術史の桎梏と命運－』名古屋大学出版会　2014年
大林信治・山中浩司編『視覚と近代　観察空間の形成と変容』名古屋大学出版会　1999年
岡田温司『ヴィーナスの誕生　視覚文化への招待』みすず書房　2006年
亀井若菜『表象としての美術、言説としての美術史』ブリュッケ　2003年
北澤憲昭『眼の神殿「美術」受容史ノート』美術出版社　1989年
北澤憲昭『境界の美術史　「美術」形成史ノート』　ブリュッケ　2005年
佐藤道信『「日本美術」誕生』講談社　1996年
佐藤道信『明治国家と近代美術　美の政治学』吉川弘文館　1999年
島本浣・加須屋誠編『美術史と他者』晃洋書房　2000年
ジャポニスム学会編『ジャポニスム入門』思文閣出版　2000年
田中日佐夫『日本美術の演出者　パトロンの系譜』駸々堂出版　1981年（1990年改訂版）
馬渕明子『ジャポニスム　幻想の日本』ブリュッケ　1997年
矢島新・山下裕二・辻惟雄『日本美術の発見者たち』東京大学出版会　2003年
山下裕二『日本美術の二〇世紀』晶文社　2003年
吉見俊哉『博覧会の政治学　まなざしの近代』中公新書　1992年
ジョナサン・クレーリー『知覚の宙吊り　注意・スペクタクル・近代文化』岡田温司ほか訳　平凡社　2005年
J. クリフォード『文化の窮状』太田好信ほか訳　人文書院　2003年
J. デリダ『絵画における真理』高橋充昭、安部宏慈訳　法政大学出版局　1997〜98年
J. デリダ『盲者の記憶自画像およびその他の廃墟』鵜飼哲訳　みすず書房　1998年
ジョン・バージャー『見るということ』飯沢耕太郎・笠原美智子訳（ちくま学芸文庫）筑摩書房　2005年
J. バージャー『イメージ　視覚とメディア』伊藤俊治訳　パルコ出版　1986年
クシシトフ・ポミアン『コレクション　趣味と好奇心の歴史人類学』吉田城・吉田典子訳　平凡社　1992年
ピエール・ブルデュー、アラン・ダルベル、ドミニク・シュナッペー『美術愛好ヨーロッパの美術館と観衆』山下雅之訳　木鐸社　1994年
ロラン・バルト『表徴の帝国』宗左近訳　新潮社　1974年
ウィリアム・アイヴィンス『ヴィジュアル・コミュニケーションの歴史』白石和也訳　晶文社　1984年
五十殿利治『観衆の成立　美術展・美術雑誌・美術史』東京大学出版会　2008年
J. A. ウォーカー、S. チャップリン『ヴィジュアル・カルチャー入門−美術史を超えるための方法論』岸文和他訳　晃洋書房　2001年
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