第四回、芸術をめぐる(おいしい)お話の会 進行:梅原賢一郎(芸術学コース教員) ゲスト:細川俊夫(作曲家、武生国際音楽祭音楽監督、東京音楽大学およびエリザベト音楽大学客員教授、国立音楽大学招聘教授)
テーマ:能から新しいオペラへ-「班女」「松風」「二人静」について- 日時:2018年11月11日(日)14:00 ~ 16:00 場所:東京外苑キャンパス(教室は当日掲示) ※事前申込不要。参加無料。どなたでも参加可能。
東京外苑キャンパスにて、比較芸術学、文化遺産・伝統芸術の修了生トークと分野別説明会を開催いたします。 分野別説明会では、担当教員が授業内容等について説明します。
予約不要ですのでお気軽にご参加ください。
日時:11月23日(金祝)14:00~16:00 場所:外苑キャンパス
※予約不要 ※大学院進学の全体説明会ではありません。 ※教員による個別説明はありません。
梅原 賢一郎(教員) アラビア語、ペルシャ語、サンスクリット語、ギリシャ語など、あまたの言語に通じ、多くの著作をものにした、東洋哲学の巨星、井筒俊彦(1914−1993)は、ある著作で、つぎのように書いている。少々長いが読んでいただきたい。
池野 絢子(教員)
20世紀を駆け抜けたイタリア未来派のなかで、実践と理論の両面で一際注目すべき活躍をしながら、従軍中の不慮の事故が原因で早逝した芸術家、ウンベルト・ボッチョーニ(1882–1916)。そのボッチョーニが残した貴重な資料がヴェローナ市立図書館で再発見され、2016年にミラノのレアーレ宮殿、およびロヴェレートの近現代美術館で開かれたボッチョーニ回顧展で初めて一般に紹介された。池野 絢子(教員) 「黄金のアデーレ」(2015年)という映画をご存知でしょうか。グスタフ・クリムトの描いた《アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I》(1907年・図1)という絵画をめぐる物語です。金地の上に美しく着飾った女性が豪華で装飾的な技法で描かれた、クリムトの代表作の一つであり、大変魅力的な絵画なのですが、映画は制作経緯の話でも、クリムトの生涯の話でもありません。そこに描かれた女性アデーレと、その作品の所有者をめぐる物語です。
金子正典(教員) みなさん、こんにちは金子です。いかがお過ごしですか。日頃の研究や勉強は大切ですが、やはり息抜きは必要ですよね。そんな皆さんにお役に立てればよいのですが、今回はわたしが専門とする仏教美術の今秋の主な展覧会情報を整理してお伝えします。スクーリングで瓜生山キャンパス、外苑キャンパスを訪れる際には、時間に余裕があれは是非お出かけください。
三上美和(教員) みなさん、こんにちは。例年にない厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。今回は日本画家荒井寛方(1878-1945)について少し述べてみたいと思います。 みなさんは荒井寛方を御存知でしょうか。明治から昭和にかけて活躍した日本画家で、仏教をテーマに独自の作風を築きました。同時代、寛方と同じく日本画団体である日本美術院で活躍した横山大観、下村観山、菱田春草と比べるともうひとつ知名度が高くないようです。
外苑キャンパスにて、芸術環境研究領域の東京ゼミ在学生に在学生に向けた「比較芸術学分野」「文化遺産・伝統芸術分野」の修了生2名による修了生発表会を行います。
卒業後の進路として本学大学院への進学を検討している方も参加可能なイベントです。
大学院での学びの一端をご覧いただける機会です、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
日時:8月4日(土)13:20~14:40(登壇者2名/発表30分×2名/質疑応答約10分×2名) 場所:外苑キャンパス210教室
※予約不要 ※大学院進学の全体説明会ではありません。 ※教員による個別説明はありません。
加藤志織(教員)
日本とスペインが外交関係を樹立して150周年になることを記念するプラド美術館展—ベラスケスと絵画の栄光—が、上野にある国立西洋美術館で今年の春に開催された。この特別展示の目玉は、副題に示されているようにディエゴ・ベラスケス(1599〜1660)の名作7点である。田島恵美子(教員) 皆さんの中には、働きながら学ばれている方も多いと思います。中には、「社会人になってもまだ勉強しているの。すごいね。」さらに美術や芸術関係の勉強をしていると答えたなら、「勉強してどうするの? 何か資格でも? 」つまり、何の役に立つの? といったニュアンスを含む質問が返ってくる、といった経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。