Web で作品を見る【海外】

 
…日本語ページのない美術館については英語ページの解説となっています。
 

台湾

 台湾の故宮博物院のページです。代表的な作品についての詳しい解説が読めます。
 

フランス

 収蔵品全体からすればほんの一部ですが、かなりの数の作品図版を解説付きで見ることができ、ヨーロッパ美術史を概観できます。画像をクリックすれば拡大できます。ルーヴル宮殿の歴史や美術館設立の経緯なども日本語で読むことができるので是非ご覧下さい。

 Home → collections → works in focus でフランス近代絵画の主要作品の図版および解説を見ることが出来ます(作品名クリックで画像が拡大できます)。コレクション形成の歴史、技法による作品解説があり、そこからも作品図版を確認できます。(画像をクリックすれば拡大できます)。

 ポンピドゥーはフランスを中心とした20世紀以降の作品を集めた美術館ですが、文化センターとしての機能も充実しています。作品をネットで見るにはHome → ONLINERESOURCES → EDUCATIONAL DOSSIERS へ。モノグラフにはマチス、ピカソの主要所蔵作品図版、作品解説、年譜があります。他に、シュルレアリスムやポップ・アートの特集解説など。他に附属のカンディンスキー図書館のOPAC や5 万点を越える収蔵作品のデータ・ベースなどをネットで調べることが出来ます。
 

スペイン

 作品画像はHome → History → The Collections と、Visits → 50 Most Rellevant Works of the Museo National del Prado から解説つきで見ることが出来ます。Visit には、「今月の作品」として一点の作品が取り上げられていて、詳しく論じられています。過去の記事も読むことが出来ます。

オーストリア

 Home → Collection → Picture Gallery で、ルネサンスからバロック、ロココにかけての西洋名画を解説付きで見ることが出来ます。画面右下の作家別検索が便利でしょう。そのほかエジプト・近東、古代ギリシア・ローマ、トルコのエフェソス遺物、宝物・工芸、コイン、楽器、武具等のコレクション等を見ることができ、ヨーロッパにおける美術コレクション形成の歴史を考えさせられます。
 

アメリカ

 非常に教育的なサイトで、いろいろな利用の仕方が考えられます。見ることが出来る作品総数は6000 点を超えています。コレクションの概要を知るためには、Home → Works of Art → Permanent Collection のトップでコレクションの区分を確認しましょう。古代中近東やエジプトから西洋美術、東洋美術、テキスタイルや写真に至るまで22 に区分されていて、そのセクションそれぞれのCollection Highlights で主要作品が見られます。また、セクションごとに詳しいイントロダクション、主要文献リスト、関連する展覧会の紹介が付いており、作品のデータはこのサイトの目玉とも言えるTimeline of Art History とリンクしています。Timeline of Art History は地図、年表、作品データ、解説を組み合わせた総合学習システムです。
 

イギリス

 Home → Explore → Online Tours で、ジャンルや年代別にグループ分けされた作品の画像と解説を見ることが出来ます。作品数は膨大ですが、大英博物館の展覧会企画とも連動したグルーピングになっていて、楽しく作品を見ることができます。Research → Collection search で作品の検索が出来ます。